「小さなお葬式」と「よりそうお葬式」の火葬式(直葬)を比較!

*当サイトは、アフィリエイト広告を利用しております。

葬儀形式

明朗会計でお葬式を提供している【小さなお葬式】と【よりそうお葬式】。どちらもテレビCMでおなじみですね。

「火葬式」とか「直葬」と呼ばれるシンプルなお葬式を上げる場合、【小さなお葬式】と【よりそうお葬式】では、中身や料金などの面でどんな違いがあるのでしょうか?

実際に両社から資料を請求して中身を比較しました。一目でわかるように一覧表にまとめましたのでどうぞ参考になさってください。


小さなお葬式

【火葬式とは】

まずは、そもそも火葬式とはどのようなお葬式なのか簡単にご説明します。

火葬式は、「通夜・葬儀・告別式」などを取り行わずに、親近者で「火葬」のみを行うお見送りの仕方です。

「納棺」までは一般的な葬儀と同じですが、通夜と告別式を行わず、すぐに「出棺」し、お花などのお供えをします。出棺の時や火葬炉の前で僧侶の読経が行われ、「火葬」が始まります。

「火葬」が終わった後、参列者が遺骨を骨壺に収める「骨上げ」を行って終了になります。

なお、火葬式は、他に「直葬」とか「密葬」とも呼ばれ、「直葬」は「ちょくそう」「じきそう」「じかそう」など様々な読み方をします。

一般的な葬儀が、故人がお亡くなりになってから葬儀を執り行うまで2~3日を要するのに対し、火葬式は、通夜・葬儀・告別式が省略されるため短い時間で終わります。

とはいえ、法令により死後24時間が経過しないと火葬ができませんので、お亡くなりになってから最低、1日と数時間はかかります。


小さなお葬式

【”小さなお葬式”と”よりそうお葬式”の火葬式プランを比較!】

まず両社の提示している火葬式プランを比べてみましょう。

小さなお葬式】は「小さな火葬式」という一つのプランのなかで、安置方法を分けているのに対し、【よりそうお葬式】は安置方法の違いにより「シンプルプラン」「面会プラン」「自宅安置プラン」の3つのプランに分けています。

後でご説明しますが、お亡くなりになった方との面会時間は安置方法によってかなり異なりますので、その違いをきちんと理解したうえでプランを選びましょう。

小さなお葬式 よりそうお葬式
火葬式プラン名 小さな火葬式 よりそう火葬式
シンプルプラン 面会
プラン
自宅安置
プラン
価格(税込み) ●事前相談・資料請求割引
→174,900円
●上記割引+早割
→152,900円
●会員割・事前事後アンケート割引
96,800円
●会員割・事前事後アンケート割引
148,500円
運営スタッフ あり あり
搬送 50kmまで 20kmまで 50kmまで
あり あり
安置 ●預かり安置(面会なし)
●付き添い安置(1日5.5万円別途)
●自宅安置
*各3日分
預かり安置
2日分
(面会なし)
預かり安置
3日分
(面会1時間)
自宅安置
3日分
ドライアイス 3日分 2日分 3日分
仏衣 あり あり
枕飾り あり なし なし  仏具プラン
22,000円別途
花束 あり 5,500~16,500円別途
棺用花入れ 22,000円~別途 22,000~66,000円別途
お坊さん手配 60,000円別途
(戒名授与・炉前読経)
55,000円+仏具プラン22,000円別途
(戒名授与・炉前読経)
後飾り(自宅飾り) あり 仏具プラン22,000円別途
骨壺・骨箱 あり あり
役所・火葬場
手続き代行
あり あり
火葬料金 自己負担(料金は、自治体により0円~8万円まで幅があります。)

どうでしょうか?プランそのものの料金の安さでは、【よりそうお葬式】シンプルプラン→面会プラン・自宅安置プラン→【小さなお葬式】火葬式プランの順になりますが、プランに含まれるものがそれぞれ違うので簡単には比べられませんね。

そこで、続いては注目すべきいくつかの点についてご説明します。

【注意点①安置方法による面会時間の違い】

病院でお亡くなりになった場合、お亡くなりにあった後、病室から病院の霊安室にご遺体を一旦移動します。

しかし、病院の霊安室は長時間ご遺体を預かることはできず、3~4時間で移動させなければならないことも珍しくありません。

そこで、葬儀の打ち合わせや納棺までの間、病院の霊安室からご遺体をどこかに移動させ寝かせておかなくてはなりません。このことを安置といいます。

火葬式の安置方法には、「お預かり安置」「付き添い安置」「自宅安置」の3つがあり、どれを選ぶかによって故人様との面会の可否や時間が異なります。

最後のお見送りの場ですから、ご親族にとって面会は大切な時間です。しっかりと違いを確認しておきましょう。

お預かり安置


(出展:PERSONA ご遺体ホテル 4~6体用より)

斎場や葬儀社が指定する安置施設でご遺体を安置します。「遺体ホテル」と呼ばれる民間の安置の専用施設(遺体保管所)を使用したりします。

お預かり安置の場合、原則的に故人様との対面はできません。

付き添い安置

斎場などで部屋を用意してご遺体を安置し、火葬前夜、一晩中付き添うことができます

親族むけに宿泊用の部屋もあります。ただ、式場の利用料金がかかり、宿泊用の布団代が別途必要になる場合もあります。

自宅安置

納棺まで文字通り自宅でご遺体を安置します。病院でお亡くなりなることが多い現代では、故人を思い出が詰まった自宅に帰して差し上げたいとお感じになる方も多いでしょう。

自宅ですから、もちろんゆっくりと故人に付き添うことができます。また、必要なドライアイスは葬儀社に用意していただけます。

*安置方法について詳しくはコチラ→「小さなお葬式 付き添い安置・預かり安置・自宅安置



よりそうのお葬式

【注意点②お坊さんの手配】

信仰されている宗教によっても違いますが、お通夜や告別式を省いたシンプルな火葬式と言えども、戒名授与や炉前の読経については必要性をお感じになる方が圧倒的に多いのではないでしょうか。

こういった戒名授与や読経をするには当然お坊さんの手配が必要です。

小さなお葬式】も【よりそうお葬式】も火葬式プランには、お坊さんの手配は含まれていませんから、別料金で追加する形になります。ちなみに、お坊さんの手配は非課税です。

「小さなお葬式」の坊さん手配

小さなお葬式】の火葬式プランの場合、お坊さんを手配するには、別途60,000円必要です。

一般的な「信士・信女」の戒名授与と炉前読経を施していただき、いわゆるお布施もこれに含まれています。

追加料金で戒名のランクアップも可能です。

「よりそうお葬式」のお坊さん手配

【よりそうお葬式】の火葬式シンプルプラン・面会プラン・自宅安置プランの場合、お坊さん手配には別途55,000円かかります。

小さなお葬式】と同様、「信士・信女」の戒名授与と炉前読経をしていただき、お布施を別に用意する必要はありません。

追加料金で戒名のランクアップできるのも同じです。

ただし、【よりそうお葬式】の火葬式には、儀式に必要な仏具が備わっていませんので、仏具プランと呼ばれる22,000円の追加がさらに必要になります。

ですから、実質的に合計で77,000円かかると考えておいた方がよいでしょう。

菩提寺のある方は要注意

一般的なお布施の平均額は40万円以上といわれている中、【小さなお葬式】にしても【よりそうお葬式】にしても、かなりリーズナブルにお坊さんをお願いすることができて助かるのですが、菩提寺がある方は注意してください。

菩提寺の承諾なく別のお坊さんに戒名授与や読経をお願いした場合、菩提寺のお墓に入ることを拒否されることがあります。

また、火葬式という葬儀形式自体に難色を示されるところもあります。

ですから、【小さなお葬式】では「菩提寺がある方は必ず菩提寺の許可を頂いてから当サービスをご利用ください。」と注意を促しています。

【よりそうお葬式】も、「菩提寺のある方はご利用いただけません。必ずご確認ください。」としています。

先祖代々のお墓がある方は特に注意が必要です。菩提寺があるかどうかわからない方は、親せきを通じてでも確認したうえで、葬儀社に相談しましょう。

おぼうさん便
法事・法要の僧侶手配サービス

【サービス内容の比較】

続いては、【小さなお葬式】と【よりそうお葬式】各プランのサービス内容を比較します。

枕飾り

枕飾りとは、亡くなった方を安置してからお通夜までの間、棺の枕元に置く祭壇のことを言います。「仮祭壇」とも呼ばれ、お通夜・葬儀の際に設置する祭壇と異なり、一畳に収まるほどの小さいものです。

仏式では一般的には以下のものを用意します。

  • 白木台または白色の布を掛けた台
  • 一膳飯
  • 枕団子
  • 三具足(香炉・燭台・花立て)
  • 線香
  • 植物(しきみ・菊・百合・水仙など)
  • 鈴(りん)

小さなお葬式】の「小さな火葬式」には枕飾り一式が付帯されています。

一方、【よりそうお葬式】には含まれていません。「自宅安置プラン」ではオプション扱いになっていて、「仏具プラン」22,000円の追加が必要です。「シンプルプラン」と「面会プラン」は専用施設にご遺体を安置するために枕飾りのオプションはありません。

後飾り(自宅飾り)

仏教においては、亡くなってからしばらく故人の魂はこの世と来世の中間をさまよっていると考えます。亡くなってから四十九日目に最後の審判を受け、故人の輪廻先が決まるとされています(亡くなるとすぐに仏になるとする浄土真宗では考え方が異なります)。

ですから、火葬を終えてから四十九日を迎えるまではお墓や仏壇に納めるのではなく、自宅に供える仮の祭壇に安置します。

*四十九日法要について詳しくはコチラ
→「小さなお葬式の四十九日法要、お布施はいくら?
→「よりそうお葬式の四十九日法要は45,000円で出来るか?

この仮の祭壇を「後飾り」または、「自宅飾り」、「後壇(あとだん)」、「中陰壇(ちゅういんだん)」と呼びます。

仏式では次のものを用意します。

  • 白木でできた2〜3段の棚(または、白い布を掛けた台)
  • ご遺骨
  • 遺影と写真立て
  • 白木位牌(仮位牌)
  • 香炉
  • 線香立て
  • ロウソク立て
  • 花立て
  • 鈴(りん)と鈴棒
  • 茶器や仏飯器

「後飾り」に必要な骨壺と骨箱は、【小さなお葬式】にも【よりそうお葬式】にも付帯されています。

しかし、【小さなお葬式】には骨壺・骨箱だけでなく後飾りに必要なものがすべて付帯されているのに対し、【よりそうお葬式】では「仏具プラン」として別途22,000円が必要になってきます。


よりそうのお葬式

【一目でわかる両社のプラン比較】

このように一口に火葬式といっても、【小さなお葬式】と【よりそうお葬式】では内容が異なります。

そこで、続いては、同一内容のサービス受けた時の両社の料金を比較してみます。

比較①自宅安置

ここでは、故人とゆっくり対面できる「自宅安置」で、花束と棺用花入れを添え、枕飾りと後飾りを用意してお坊さんに戒名授与と炉前読経をお願いしたケースで比較します。

料金合計 234,900円 253,000円
火葬式「自宅安置」の比較 小さなお葬式 よりそうお葬式
プラン名 小さな火葬式
自宅安置
よりそう火葬式
「自宅安置プラン」
割引を最大限利用
した時のプラン料金
152,900円 148,500円
安置日数 3日 3日
枕飾り・後飾り プランに含む 別途22,000円(仏具プラン)
花束 プランに含む 別途5,500円
棺用花入れ 別途22,000円 別途22,000円
お坊さん手配
(戒名授与・炉前読経)
別途60,000円 別途55,000円

このように「自宅安置」でそこそこのサービスを受けようとした場合は、【小さなお葬式】の方がリーズナブルなようです。

比較②預かり安置

続いては、費用を抑えることを主眼に「預かり安置」を選んだ時の比較です。

料金合計 152,900円 96,800円
火葬式「預かり安置」の比較 小さなお葬式 よりそうお葬式
プラン名 小さな火葬式
預かり安置
よりそう火葬式
「シンプルプラン」
割引を最大限利用
した時のプラン料金
152,900円 96,800円
搬送 50kmまで 20kmまで
安置日数 3日 2日
ドライアイス 3日分 2日分
枕飾り・後飾り プランに含む なし
花束 プランに含む なし
棺用花入れ なし なし
お坊さん手配
(戒名授与・炉前読経)
なし なし

このように、予算を徹底的におさえるならば、サービスを必要最小限なものに限定した【よりそうお葬式】の方がお安くできます。



小さなお葬式

【まとめ】

熾烈な競争をしているとあって、【小さなお葬式】【よりそうお葬式】両社ともかなり工夫をしていますね。何を重視するかによってどちらを選ぶべきかが変わってきます。

さらに、忘れてならないのは、どちらがあなたの住んでいる地域に強いかです。

小さなお葬式】も【よりそうお葬式】も施主と地元の葬儀社との間を仲介する会社です。実際に現場で葬儀を運営するのは地元の葬儀社なので、提携先が少ないと競争が少ない分、質の悪いところに当たってしまう可能性があります。

それぞれ、強い地域、弱い地域があるので、提携している葬儀社や式場の数が多いほうを選ぶのが賢明でしょう。

小さなお葬式】も【よりそうお葬式】も公式サイトから無料で資料請求でき、資料と一緒にお住まいの(葬儀を行う予定の地域)の提携葬儀場の案内を送ってくれますので、まずはそれを比べてみましょう。

資料請求をすると、あとから電話がかかってくるのが気になるところですが、私が2社に資料請求をしたところ、どちらからも営業電話は一切かかってきませんでしたので、その辺は心配いりません。興味のある方はぜひ資料を請求してみてはいかがでしょうか。

それぞれこちら(↓)の公式サイトから資料請求できます。



小さなお葬式


よりそうのお葬式

【関連記事】

タイトルとURLをコピーしました