”小さなお葬式”のお坊さん「てらくる」の価格や質はどう?

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お坊さん手配

お葬式を上げるとき、お坊さんに供養をお願いするのが一般的ですが、最近はお寺とのお付き合いも少なくなりました。

それを背景に、
「葬儀の時にだけお坊さんにお経をあげてほしい」
「檀家になるのは面倒で、ふだんはお寺とお付き合いしたくない」
といった声が最近増えています。

そこで今、注目されているのが、葬儀の時にお坊さんを派遣してくれるサービス。中でも、明朗会計、低料金で有名な「小さなお葬式」が提供する「てらくる」が有名ですね。

では、「小さなお葬式」の「てらくる」の内容や質、料金体系はどのようになっているのでしょうか?

「小さなお葬式」の葬儀プランと同じように明朗な料金体系なのでしょうか?それとも、葬儀でよくありがちな追加料金菜緒が発生して、高額な請求になってしまうのでしょうか?

今回は、その辺をご紹介します。


小さなお葬式

【“小さなお葬式”の”てらくる”とは】

葬儀仲介会社「小さなお葬式」が提供している「てらくる」というのは、寺院と接点がない方に向けた寺院派遣サービスです。

葬儀のみならず、一周忌や三周忌などの法要でもお坊さんを派遣してくれます。

その料金体系は、「小さなお葬式」の葬儀プランと同様に定額制。追加料金もありません。
安心して利用できるお坊さんの派遣サービスです。


小さなお葬式

【そもそも、お布施とは?】

葬儀・法要などでお坊さんをお招きする際、最も気になるのが「お布施」ではないでしょうか?

葬儀をする際、通夜や告別式、火葬そのものにかかる費用のほかに、お坊さんに読経して供養していただくときにお支払いする「お布施」があります。最近、いろいろな葬儀社が定額の葬儀プランを提示していますが、その基本プランにも「お布施」が含まれていないものがほとんどです。

葬儀を上げる際には、お亡くなりになった方にお寺から「戒名」を授かり、供養のために「読経」をしていただきます。

普通、そのときにお坊さんに「お布施」をお渡しするのですが、やっかいなのは、この「お布施」の料金は明確に提示されないことです。

お寺に金額をそれとなく打診してみても、『お気持ちで』と言われるだけで、いくら包むべきか頭を悩ませます。

お坊さんがそのようにお答えになるのはもっともな話で、実は「お布施」というのは仏教の修行の一つなんです。「財施」と呼ばれる修行で、清らかな心で食べ物、お金、衣服を施すことを言います。
*(お布施については「葬儀や法事のお布施の相場はいくら?」

さらに厄介のは、お布施の内訳(?)としては、「戒名授与」「読経」のほかに、「御車料」「御膳料」があります。

「御車料」は交通費、「御膳料」はお坊さんが「精進落とし」や「お斎」などのお料理を召し上がらなかった時にお渡しするものです。

これらは、「お布施」と意味合いが異なりますので、別の封筒に入れます。

なんだかわけがわからなくなりそうですね。とはいえ、「お布施」の目安となる金額がないわけではありません。


小さなお葬式

【お布施の相場】

第11回「葬儀についてのアンケート調査」(日本消費者協会調べ)では、お布施の全国平均は、47万円3千円と発表されています。

  • 読経:15万~30万円
  • 戒名:15万~30万円
  • 御車代:5千円~
  • 御膳料:5千~1万円
  • 御心づけ:5千円~

読経に幅があるのは、お坊さんに読経していただくのが通夜・告別式・火葬のすべての場なのか、それともそのうちのいずれかだけなのかによっても大きく変わってくるからです。

別の調べでは次のような金額が相場として示されています。

  • 火葬での炉前読経:5万円
  • 葬儀読経:20万円
  • 通夜、葬儀:20万円以上

また、戒名についても金額に幅があるのは、どのような戒名をつけていただくかによって違ってくるからです。お寺・宗派や地域によっても違ってきますが大体の目安は次の通りです。

  • 信士・信女(釋・釋尼):約10万~50万円
  • 居士・大姉(院釋・院釋尼):約50万~80万円
  • 院信士・院信女 :約30万~100万円以上
  • 院居士・院大姉 :約80万~数百万円

ただ、これらは地域、宗派や寺院、寺院との関係などによって、大きく異なります。あくまで目安としてお考え下さい。


小さなお葬式

【“てらくる”は定額制・追加料金なし】

このように一口で「お布施」といっても、金額には大きな違いがあります。

また、「お布施」のほかに、御車代、心付け、御膳料など、お包みするお金の種類もたくさんあり、思った以上に高額になることもよくあります。

その点、「てらくる」は、「お布施」として支払うそれらすべてを含んだ料金設定になっています。つまり、「お布施」のほかにお車代とか御膳料などを追加で包む必要がないんです。

さらに戒名料も含んでいますから、普段お寺とのお付き合いがない人にとっては、これはとっても助かりますね。

「てらくる」の料金の違いは、火葬のみを行う直葬(火葬式)、通夜を省略した一日葬、通常どおり二日かけて行う家族葬・一般葬のうち、どの葬儀を執り行うかだけです。これは、それぞれの形式によって読経の回数、お坊さんの拘束時間が異なるからです。

では、具体的にみていきましょう。

(1)直葬儀・火葬式:60,000円

「直葬」や「火葬式」の場合、通夜や告別式を行わず、一日で葬儀が終了になります。読経をするのは火葬炉の前のみです。

当日、お坊さんに直接、火葬場へ来ていただき、火葬炉の前で火葬経をあげ、「お布施」をお渡して終了です。

  • お勤め日数:1日
  • 戒名授与:信士・信女・釋・釋尼
  • 炉前読経:5分程度
(2)一日葬:90,000円

一日葬は通夜を行わず、葬儀・告別式を1日で行うお葬式です。初七日の法要もこの日に行います。

もともと、初七日はお亡くなりになった七日後に行う法要でした。しかし、参列者の年齢が上がってきている現代では、葬儀の数日後に再び集まるのは参列者やご遺族への負担が大きいため、告別式に行う式中初七日が一般的になっています。

告別式でお坊さんが祭壇の前に座って読経をし、その間に参列者が焼香をし、告別式の読経が終了すると、引き続いて初七日法要の読経があります。

  • お勤め日数:1日
  • 戒名授与:信士・信女・釋・釋尼
  • 告別式読経:40~60分程度
  • 式中初七日読経:10~20分程度
  • 炉前読経:5分程度
(3)通夜・葬儀の2日間のお葬式:180,000円

参列者は家族と近親者だけなのか、ご友人や近所の方も招くのかによって規模に違いがありますが、葬儀の形式としては、通夜・葬儀・告別式を2日間を掛けて行う一般的な形式のお葬式です。

  • お勤め日数:2日
  • 戒名授与:信士・信女・釋・釋尼
  • 通夜読経:20~30分程度
  • 告別式読経:40~60分程度
  • 式中初七日読経:10~20分程度
  • 炉前読経:5分程度
戒名のランクアップ

今ご紹介した料金は、信士・信女・釋・釋尼といった戒名授与の 20,000円を含んだ金額ですが、戒名に思い入れがある方もいらっしゃるでしょう。

ほかの戒名を希望することもできますが、その場合も金額ははっきり提示されています。

  • 居士・大姉、院信士、院信女 60,000円
  • 院釋・院釋尼、院日信士・院日信女 160,000円
  • 院居士・院大姉 200,000円

これらの戒名の金額の全国的な目安は、約30万~数百万円といわれていますから、それとくらべても圧倒的にリーズナブルなのがお分かりいただけると思います。


小さなお葬式

【“てらくる”の派遣お坊さんの質】

とはいえ、檀家のお坊さんや葬儀社が紹介するお坊さんではなく、「派遣」と聞いただけどんなお坊さんがくるのか不安になる人も多いと思います。

「てらくる」を運営している「小さなお葬式」は、年間葬儀施行14,000件と全国トップ。また、葬儀業界で有名な「さがみ典礼」を持つ「アルファクラブ・グループ」に所属している大手です。

おかしなお坊さんを紹介すれば企業イメージに傷がつくのでかなり慎重にお坊さんを選んでします。

「てらくる」の全てのお坊さんは、「僧籍簿」で僧侶の資格を確認し、さらに寺院の存在もチェックされています。

「僧籍」というのは、僧侶となり、所属宗派に僧侶として登録された籍のことです。各宗の宗務所が宗内所属の僧、尼の名称、得度などを記録した帳簿を「僧籍簿」といいます。

決して、「自称」宗教者のような人が派遣されることはありません。

また、派遣のお坊さんだからと言って、対応が悪い、お経が下手ということもありません。

むしろ、普段お寺の付き合いがない方が、葬儀を行うために、お坊さんに読経をお願いするのであれば、適しているとも言えます。


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【“てらくる”の派遣お坊さんのメリット】

このように料金が明確なうえにリーズナブルな「てらくる」ですが、他にどんなメリットがあるのでしょうか?

宗派を問わない

宗旨宗派は問われません。希望する宗派のお坊さんが葬儀や法事・法要に派遣されます。浄土真宗・浄土宗・天台宗・真言宗・臨済宗・曹洞宗・日蓮宗・その他仏教宗派や、神道の宗教者手配のご相談もできます。

全国対応

全国の上記宗派の寺院から派遣されます。

お付き合いは一度きり

派遣された寺院の檀家になる必要はありません。葬儀や法要1回ごとの付き合いです。(希望があればその後のお付き合いも可能)

葬儀後の法要にも対応

法要が少なくなったとはいえ、四十九日は80%の方、一周忌は50%以上の方、三回忌は40%弱の方が行っています。どの法要であっても一律一回50,000円で僧侶を派遣しています。もちろん、追加料金は不要です。


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【“てらくる”の派遣お坊さんのデメリット】

このようにメリットだらけの「てらくる」に見えますが、デメリットはないのでしょうか?

当日までお坊さんがわからない

これは、遺族というより葬儀社スタッフにとってのデメリットです。

葬儀の現場を取り仕切る葬儀社のスタッフにしてみると、なじみの寺院のお坊さんのほうが、葬儀を進行しやすいもの。

お坊さんの派遣の場合、当日までどんなお坊さんが来るのか分からないので、葬儀社のスタッフにとっては多少不安が残るようです。

菩提寺がある方は要注意

菩提寺のある方は、菩提寺に読経をお願いしたり、菩提寺が遠方なら菩提寺から別の寺院を紹介してもらうのが通常です。

ですから、菩提寺がある方はそちらにお願いするのが普通です。

それでも、定額制の「てらくる」に読経や戒名授与をお願いしたい、という人はまず菩提寺に相談する必要があります。

菩提寺への相談なく別のところにお願いしたことがわかると、菩提寺の墓地に納骨することを断られる場合があります。そうなると、新しい墓地を探すか、墓地を引っ越しすかまで考えなければなりません。

菩提寺のある方がそこまで考えたうえで「てらくる」を利用する場合、「てらくる」で派遣された寺院の檀家になることも選択肢のひとつです。


小さなお葬式

【まとめ】

お寺との付き合いが希薄になって、お葬式でお経を読んでもらうにもどこにどのように頼んだらいいのか分からない方が増えています。

また、お墓を管理する人がいない、または子供に負担をかけたくないという思いで「墓じまい」や「樹木葬」「海洋散骨」など新しい納骨方法を考えている方にとっても、葬儀だけのお付き合いで終わる寺院を探す方も増えています。

そういったことを背景に生まれた、お坊さんの派遣サービスですが、年々需要が高まってきています。特に、「小さなお葬式」の「てらくる」は、注目度も高く、多くの人から依頼を受けています。

お葬式だけは二度することはできません。供養の気持ちを最優先に、寺院とのお付き合いのことも含めて、しっかり考えましょう。

「てらくる」の依頼やもっと詳しい内容は、下記の「小さなお葬式」公式サイトから行けます。(公式サイトを下にスクロール。「お坊さんの寺院手配」をクリック。)


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