“よりそうお葬式”の位牌の相場はいくら?

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よりそうお葬式

NHKでも紹介され、CMでもおなじみの『よりそうお葬式』。
わかりにくく、高額になりがちな葬儀の費用を明朗会計でお安く提供もらえると評判ですね。

そんな『よりそうお葬式』ですが、「位牌」まで用意してもらえるのでしょうか?
そして、「位牌」の相場はいくらなんでしょう?

今回はそんなお話です。

よりそうのお葬式

【位牌にもいくつか種類がある】

ご存じの通り、「位牌」は故人の戒名を書いて仏壇に安置して供養する木の札ですよね。

その「位牌」は、大きく2つの分けられます。

一つは「順修牌(じゅんしゅはい)」
もう一つは「逆修牌(ぎゃくしゅはい)」です。

「順修牌」というのは、お亡くなりになった方を供養するために家族が作る位牌のことで、一般の人たちになじみ深いものです。

一方、「逆修牌」というのは、生前に戒名を授かった人が作る位牌です。

「逆修牌」は、位牌に書かれるご本人が自分の好みに応じて作りますから、どんな位牌にするべきか残された家族の方が悩むことはありませんね。

とはいえ、実際のところほとんどの方は「順修牌」になるのではないでしょうか。

その「順修牌」は、さらに「白木位牌」「本位牌」に分けられます。

「白木位牌」は、葬儀の祭壇に祀っておく、延べ送り用の仮の位牌で四十九日まで使い、「野位牌」や「仮位牌」などと呼ばれることもあります。

四十九日を迎えたら、「白木位牌」はお寺に納め、「本位牌」に取り替えます。


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【位牌の3つの素材】

四十九日の後にお寺に納める「白木位牌」と違って、「本位牌」は長年にわたって祀るものですから、どんな素材を使うかも大切です。

「本位牌」は素材別に3つのタイプに分けられます。

塗り位牌(ぬりいはい)

一般的に思い浮かべるのがこの「塗り位牌」ではないでしょうか。
ヒノキ、ベニマツ、シナなどの白木地の表面を漆で黒く塗った位牌です。

唐木位牌(からきいはい)

塗り位牌とは違い、木目がそのまま表から見える位牌です。
木肌が緻密なので磨くと光沢が出て、耐久性にも優れています。

「唐木」というのは熱帯地方原産の高級木材のことで、黒檀や紫檀、鉄刀木(たがやさん)などです。

他に、「欅(けやき)」、「黄王壇(きおうたん)」、「屋久杉」、「楓(かえで)」、「黒柿(くろがき)」、 「花梨(かりん)」を使ったものもあります。

モダン位牌

伝統にとらわれないスタイルの位牌で、木材だけでなく、クリスタルや陶器、樹脂などの素材を使っています。

それ以外にも、複数の素材を組み合わせたり、寄木細工のようにしたものまで色・デザインが様々です。


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位牌の選び方

位牌の選び方に特に決まりはありません。
仏壇や部屋の雰囲気に合ったものを自由に選べばよいのですが、サイズには気をつけましょう。

普通、位牌は仏壇の中に安置します。
大きすぎて入らなかったということがないように、適度なサイズのものを選ぶことが大切です。

一般的な大きさは、3~4寸です。
1寸は約3cmですから、9~12㎝ということになりますね。

また、「子孫はご先祖様より大きな位牌をつくってはいけない」とおっしゃる方も いらっしゃいますが、これは仏教の決まりではなく、生前に自分の「逆修牌」をつくる人への戒めの言葉です。

逆修牌は、社会的な成功者の方が作ることが多く、自分の成功は自分ひとりで成し遂げたものではないので謙虚になりましょうということからきています。

残されたご家族が故人のためにご先祖様のものより大きな位牌を作ることは問題ありません。
ただ、仏壇は本来、ご本尊を祀るものですので、ご本尊よりは小さく作るようにしましょう。


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本位牌の価格相場

一口に本位牌といっても、その価格帯は 5,000円台から10万円台まで幅があります。

大体いくらくらいが相場なのでしょうか?種類ごとにご紹介しますね。

塗位牌の価格相場

塗位牌の価格は、木材の材質よりも出来上がるまでの工程数や時間、塗料の種類、装飾に使われてる金箔の量で左右されます。

会津塗りなど本漆を使った高級塗位牌の場合、1か月以上かけて専門の職人が作るものもあります。

また、天然の漆以外にカシューナッツから抽出した液を使ったカシュー塗と呼ばれる見た目もよい合成漆や、ウレタン塗料を使ったリーズナブルな位牌も出ています。

そこに装飾を施しますが、金箔や金粉には「五毛箔(ごもうはく)」から「1号箔」、「2号箔」、「3号箔」といったランクがあり、それによっても価格が違ってきます。

3.5寸サイズの塗り位牌なら、合成漆の位牌で1万円前後、本漆の位牌が4万~10万円程度が相場です。

唐木位牌の価格相場

唐木位牌の場合は、塗位牌と比べて装飾が少ない代わりに木そのものを生かした位牌なので、使われている木の素材が価格を大きく左右します。

同じ「黒檀」や「紫檀」、「鉄刀木」でもそれぞれ多くの種類があり、希少なものほど値が張ります。

唐木位牌は、3.5寸サイズで2万~5万円程度が相場です。

モダン位牌の価格相場

新しいスタイルの位牌で、デザインや素材、製作の工程も様々です。

塗位牌は使われている漆や製作時間、唐木位牌は素材で決まる!といった価格を決定づける基準がはっきりあるわけではありません。

大体3万円前後が相場のようです。


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よりそうお葬式は位牌の料金も含んでいる?

明朗会計でリーズナブルな「よりそうお葬式」ですが、位牌の料金はどうなっているのでしょうか?

「よりそうお葬式」には葬儀のタイプ別にいくつかのプランがあります。

  • よりそう火葬式 シンプルプラン(96,800円)
  • よりそう火葬式 面会プラン(148,500円)
  • よりそう火葬式 自宅安置プラン(148,500円)
  • よりそう家族葬 一日プラン(277,000円)
  • よりそう家族葬 二日プラン(405,900円)
  • よりそう家族葬 華やか二日プラン(548,900円)

このうち、「よりそう家族葬 一日プラン・ 二日プラン・華やか二日プラン」は、どれも告別式を行いますから、それに必要な「白木位牌」は、予め料金に含まれています。

これに対して、「よりそう火葬式 シンプルプラン・ 面会プラン・ 自宅安置プラン」は、どれも通夜・告別式を行いません。
ですから、「火葬式プラン」には「白木位牌」がありません。

普通、四十九日までは「白木位牌」を祀るので、「よりそう火葬式 シンプルプラン」「よりそう火葬式 面会プラン」「よりそう火葬式 自宅安置プラン」の場合、別に用意する必要がありますね。

ただ、「よりそう火葬式 面会プラン」「よりそう火葬式 自宅安置プラン」にはオプションで「白木位牌」を含んだ仏具一式を用意することができます。

追加料金は、「白木位牌」のほか「線香用具」と「後飾り祭壇」を含めた仏具一式で 22,000円です。

一方、「本位牌」は、「よりそう家族葬」を含めどのプランにも含まれていません。
ですから、自分で別途用意する必要があります。

とはいえ、「よりそうお葬式」の公式サイトには「通販サイト」も併設されていて、そこで位牌や仏壇なども注文することができます。

この記事を書いている現在で、最もリーズナブルな位牌は、5,170円(塗位牌)。
最も高いもので 33,407円(唐木位牌)でした。

かなりの数を取り揃えていますので、詳しくは公式サイトでご確認ください。

よりそうのお葬式

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